「地域科学研究所で提供している地方公共団体向けのシステムとは」

地域科学研究所の事業内容の一つに、地方公共団体向けにシステムを提供するというものがあります。地方に特化したシステムとは、なかなかイメージしにくいかもしれませんが、実はみなさんの生活の中で、すでに生活の一部に溶け込んでいるものもあります。具体的にどんなものがあるのか紹介していきます。

<公共施設を管理するFMシステム>

地方自治体には、それぞれ管理している公共施設があります。市民に利用してもらうための施設なので、安全面や運用面でのしっかりとした管理が必要とされます。地域科学研究所が提供しているFM(ファシリティマネジメント)システムは、公共施設を総合的に管理することができるシステムです。施設の予防保全を始め、長寿命化計画の管理もすることができるそうです。施設は、一定期間ごとに修繕をしたり、メンテナンスをする必要があり、それをサポートするためのシステムは重宝されます。定期点検結果に基づく予算要求書の作成も行うことができるので、より公共施設の安全面の維持をしやすくなるでしょう。

<住民の声を届けるスマートフォンアプリ>

街の中には、至る所に問題が転がっています。道路の陥没や不法投棄、落書きや街灯の故障など、少し道を歩くだけで何かしらの問題を見つけることは容易です。ただそれを誰に伝えればよいのかなかなか分からないですし、誰かが気付いてやってくれるだろうと考え、長年放置されてしまう問題もあります。
それを解決するために、地域科学研究所では、専用のスマートフォンアプリを提供しています。アプリを利用している住民の方から、問題があれば報告してもらい、修復したり問題解決できる仕組みとなっているそうです。ここは通学路の危険個所なので標識を立ててほしい、ここには点字ブロックがほしいなど、気付いた時にすぐ報告できるので、それまで以上にスピーディーに問題解決が図れるでしょう。
災害発生時には、ハザードマップや避難所、危険個所の位置表示などもできます。地域の人が安全に暮らせるように、地域科学研究所が提供しているアプリと言えるでしょう。

<システムの構築から提案まで>

地域科学研究所では、システムを構築することも大切ですが、どうやって地域の活性化に繋げることができるのかを大切にしています。そのためには、まずシステムを導入することでどんなメリットがあるのか、公共施設や住民にとって何が変わるのかを提案する必要があります。地方創造をするためには、何が必要のか、どういったことが不足しているのかを常に考えなければならない仕事です。自分の提案が地域に受け入れられた時は、きっと何事にも変えがたい喜びを感じることができるでしょう。
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